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図書館の利用は本だけじゃない。コミュニティの場所を提供する場になりつつある

廣田 泰規
2017.07.23

図書館に通うのが週末の日課となりはや2年あまり。
なぜ、そんなに通うのかというと近所に図書館が出来たから。

という理由だけではもちろんない。

週末の午前、図書館で過ごす時間のゆるやかなこと。
自習をする人、新聞を読む人、雑誌を眺める人、コーヒーを飲む人、静かな館内にそそぐ朝の日の光。
図書館の中の時間は確かにゆるやかだ。

一歩図書館から出ると目の前に国道が走る街の喧騒。
車の行き交う騒音や人の話し声が押し寄せてくる。

図書館の中は静寂の空間。
カフェやコワーキングスペースでは絶対に体験出来ない静寂が図書館にはある。

聞こえてくるのはかすかに人が歩く音や、図書館員が本を棚に戻す音。
無音過ぎるとかえって気持ちが落ち着かないもの。

人の気配をそれなりに感じるぐらいが丁度いい。

これが抜群の集中力をもたらす。
図書館ならではの環境。

 
 

ちょっとした息抜きにも図書館は有効

静寂の空間に身を置くだけでもリラックス出来ますが、ぶらぶらと図書探索をするのも楽しいもんです。
大型書店とはまた違ったライブラリーですし、「今、売れてます!」とか「〇〇万部のベストセラー!」といった余分な情報が入ってこないので、心穏やかに本と向き合うことが出来る。

宣伝文句に振り回されず、純粋に興味の湧く本を見つけるのは楽しい。
また、普段読む本とは違ったジャンルの本棚を探索するのも新たな発見があって面白い。

民族学コーナーでインディアンの風習を解説した本とか、日本の名刀物語とか。
医学コーナーやら社会学コーナーなどぶらぶらと探索すると世の中には色々な本があるものだなぁと。
「宇宙飛行士になるための本」なんて私にとって絶対に書店では出会う事はない本だし。

疲れた時は頭をリセットさせて、これまでとは全く違った知見を広げてみると、とても良い息抜きになります。
コーヒーを飲みながら世界の絶景写真集をパラパラと眺めるのも息抜きになります。

 
 

図書館のあり方が変わろうとしている今

本を読む、本を貸し出すという従来の役割の枠を越え、地域のコミュニティの場として新たな役割を担う動きがあります。
私が通う図書館でもワークショップを開催したり、子ども向けのおはなし会を開催したりかなり活発にイベントを催しているみたい。

「おもしろ科学実験教室」とか「JAL折り紙ヒコーキ教室」とか。
ちょっと興味があったのは図書館の仕組みを見学する「大人の図書館ツアー」というもの。

あれやこれやと企画を考えるのは大変だと思うけど、やりがいのある仕事だと思う。

また、積極的に社会のセーフティネットに一役を担う動きもある。
社会の課題を解決する場として図書館では様々な特集コーナーが設けられ、社会ニーズの高い特集棚を設置。
「働く気持ち応援コーナー」として資格試験の参考書、問題集を70種類、300冊を購入。
資格取得支援とともにメンタルヘルスの問題でなかなか働けない人に向けた本なども一緒に紹介している図書館もある。

 
 

恥ずかしならも読書通帳を作ってみた

借りた本の履歴が残せる読書通帳。
これ、子ども達に大人気で、私の住む市では15歳以下の子どもなら無料で発行してくれる。
まだまだ導入している自治体は少ないけれど、我が市では導入後、本の貸出数が伸びているとの事。

「平成28年度子ども読書活動優秀実践図書館」として、文部科学大臣賞を受賞するほど。

職業柄、どのようにデータ履歴が残されているのか興味があったので作って見ることに。
15歳以上の市民は読者通帳の発行に300円が必要。

300円を支払って職員に読書通帳の使い方を説明してもらう。
ATMのような専用の機械に通帳を入れると、借りた本が印字されるという。

私が想像していたのは貸出カードナンバーにもとずいてこれまで借りた本が印字されるかと思っていたが。
どうやら違うらしい。

今、借りている本のみ印字が可能なのだとか。
返却されたものは印字が出来ないとの事。

ということは今、本を借りているのは誰なのかという事しかデータとしては残していないと言う事になる。

これまで借りた本の履歴データが残っていれば、ビッグデータとして、今後何かと活用出来そうなものだけど。
市としては税金でそこまでデータを残す必要がないとの判断なのだろう。(まぁそりゃそうだ)

でも、これは面白い。
 
 

えっこれが図書館。図書館はここまで変わる。

【BIZCOLI(ビズコリ)】
http://www.bizcoli.jp/

公益財団法人九州経済調査協会が運営する九州福岡市にある会員制のビジネスライブラリー「BIZCOLI」。
2012年にリニューアルされた施設。

そもそもは会員制の経済図書館として政府統計データや自治体の報告書が中心の図書館。
そのデータは市場把握、経済状況、マーケティングに利用されていた。

インターネットの普及とともにネットで政府統計が気軽に手に入る環境となったため、利用者数はしだいに減少。
そこでビジネスライブラリーとしてリニューアル。

交流ラウンジやバーカウンター、ミーティングルーム、ワークスペースなどビジネスに特化したライブラリーとして生まれ変わった。
その後、会員数は順調に伸びているとの事。

これからの図書館はコミュニティの場づくりという課題は必須なのでしょうね。
上記のように世の中の需要に合わせて変容する図書館の形。
これからの図書館はまだまだ面白くなりそうですよ。
 
 

まとめ

最近の図書館は隨分と居心地がいいって話から随分と話が広がってしまいました。
これほど書き込む予定ではなかったのですが・・・
何だか調子が出てしまって、これも図書館のせいでしょうか。

図書館は知のライブラリーとしてブログのネタ探しにも使えます。
本のタイトルにも釣りタイトルだと思えるものも多数あり、記事タイトルの勉強になったりもします。

図書館なんて全然行かないなぁって人。
ぜひ一度行ってみてください。

静寂の空間のすこぶる快適なこと。
 
 

投稿者:廣田 泰規
2017.07.23 | 20:43
ホームページ制作会社の想いやグチとか、その他雑感を書いております。たまには大阪ローカルネタ等も